【2020年上期】ネットワーク見える化に対するアプローチ

本記事では、どのような技術要素があればご家庭、組織で敷設されているネットワークの見える化が可能となるかを考察したい。いきなりOSI参照モデルといった話をするわけではなく、視覚的に分かりやすい様に説明していきたい。まず、従来MRTGやCactiといったツールを使ってネットワークスイッチのインターフェイスのトラフィック量やエラー量を管理してきた。それらのツールは、SNMPではMIBといわれるネットワーク機器が管理するある種のデータを取得してグラフを生成する。しかし、これには限界があった。会社の管理部や経営層、ネットワーク管理者やご家庭のお父さんがみたいのは、そんなデータではないのだ。お父さんなら、子供が有害なサイトにアクセスしないようにきおつけたいし、会社側の経営層は、社員が就業時間中にSNSを利用していないかを把握したいはずだ。よって、本サイトで「ネットワークの見える化」という定義は、ネットワークを利用す人が訪れるWEBサイトやアプリケーションを把握するといった一番ユーザーに近い場所を見える化をするという話をしたい。その上で従来の技術を踏襲し最適なツールをそれぞれの現場で発見できるような情報サイトにしたいのだ。

上記にリンクを張っているが、残念ながらこれらのツールは本サイトが求める「ユーザーが利用しているWEBサイトやアプリーケーションを把握する」といった目的は達成できない。では、「お前んとこのサイトは何を教えてくれるんじゃ?」にシンプルに回答します。「DPIとNetFlowを足し合わせた感じ」これを実現する手法を実際のツールを使って説明していきたいと思う。

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