続々 Cisco Catalyst 2960-XにおけるRSPAN制限

SPANの制限を設定編、監視編と書き終えました。

最後にRSPANの制限を書いて本シリーズを終えたいと思います。

NORSPAN制限
1RSPANは、BPDUパケット監視やその他のレイヤ2スイッチプロトコルをサポートしていません。
2RSPAN VLANはトランクポートでのみ設定することができます。アクセスポートでは設定できません。RSPAN VLANでの不要なトラフィックを回避するには、VLANリモートスパン機能がすべての参加スイッチでサポートされていることを確認してください。
3送信元トランクポートにアクティブなRSPAN VLANが存在する場合、RSPAN VLANはポートベースのRSPANセッションの送信元として、含まれます。 RSPAN VLANは、SPANセッションの送信元にも設定することができます。 ただし、スイッチはスパンされたトラフィックを監視しないため、スイッチ上のRSPAN送信元セッションの宛先として識別されたRSPAN VLANでのパケットに関して、egressスパニングをサポートしません。
4VTPおよびVTPプルーニングを有効にすると、RSPANトラフィックがトランクで切り取られ、1005未満のVLAN IDのネットワーク全体でのRSPANトラフィックの不要なフラッディングが防止されます。
5RSPANを使用するには、スイッチがLANベースイメージを実行している必要があります。
表1 RSPANの制限

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